・説明会や公開行事に参加するときのポイント

6月は私立小学校の学校説明会がピークをむかえます。
現在はほとんどの私立小学校が説明会に非常に力を入れています。
参加する側も小学校のいろいろな面を見る機会が増えたことになるのでできるだけ参加し、悔いのない学校選びをしたいものです。

そこで今回は、説明会や公開行事に参加するときのポイントをまとめました。
参考にして、素晴らしい学校との出会いを果たしていただきたいと思います。


●服装はスーツが基本
受験のときと同じとまではいかなくても、紺やグレーなど落ち着いたカラーのスーツで参加する方が無難です。
多くの学校が来校者に名前や住所など記録を残そうとします。
学校の先生と接触を持てる数少ない機会ですから、少しでもよい印象づけをと考える方が多いようです。
ただし、学園祭や運動会などにまでお受験ルックでという必要はありません。
在校生のご父母と一緒になるわけですから、カジュアルだけれど失礼のないよう、色目ぐらいを気にしてお出かけになればよいでしょう。
お父さまはネクタイは不要ですが、ジャケットはお召しになったほうがよいでしょう。


●説明会のチェックポイント
説明会はその学校のよいところをアピールする場所ですから、話を聞けばどの学校も素晴らしいということになります。
そこで、どこを強調し、どこをアピールしないのかを考えながらお聞きになるとよいでしょう。
参加する前に気になる点をいくつかリストアップしてその項目についてどのような説明がいただけるかをチェックしていくと横の比較ができるようになります。
また、多くの説明会に足を運べば、耳が肥えてきて、校長先生の話を聞いただけで、その学校の強いところ、弱いところがある程度判断できるようになります。

例:「わが校の先生は皆経験豊富なベテランぞろい」
⇒ 若手の先生が少ないともとれる。個別相談で質問してみよう。


●公開授業は本当の姿を知るチャンス
説明会と同時に、または別日に授業見学ができる学校は機会を積極的に利用しましょう。
普段の授業のようすをそのまま見ることができるのは、それだけ自信のあらわれと言えます。
学校によっては入学式のその日まで保護者の前に校長、教頭、入試担当の先生しか出てこないところもあります。
お子さんと直接かかわるのは、校長や教頭ではなく、普通の先生たちですから、信頼できる先生がたくさんいる学校を選びましょう。


●お子さんを預ってくれる学校は?
説明会の日に積極的に子どもを連れてきてほしいという学校もあります。
親とすれば助かりますが、気をつけたい点があります。
まず、入試の前に子どもを見ることで、事前選抜のようなことがあるのではないかとよく心配される方がいますが、これは杞憂です。
もちろん、素晴らしいお子さんであれば、先生たちが「是非うちに来てほしい」と思ってくれるので、入試の日に覚えてくれていて、有利に運ぶことは充分考えられますが、その逆は心配いりません。
それよりも、学校が子どもを預かるのは「将を射んと欲すれば・・・」ではないですが、お子さんにまず学校を気に入ってもらおうという意図があります。ですから、第一志望校が他にあるのなら、充分気をつけて連れていきましょう。
ご両親の意図に反して、その学校がお子さんにとっての絶対的第一希望になってしまう可能性があるからです。


●お父さまも積極的に参加を
特に6月は毎日どこかの学校が説明会をしています。
週末ともなると複数校がバッティングするのが普通。
そんなときは両親で手分けをして話を聞いてくるようにしてください。
それまで受験に対してさほど乗り気ではなかったお父さんが説明会で目が覚めて、積極的に受験にかかわるようになったという例がたくさんあります。
小学校受験は家族で挑戦するものです。
合否が親の関わり方で決まるような受験はお子さんの人生でこの先ありません。
中学受験ではお母さんは夜食を作ってあげるぐらいしか出番はありません。
まさに小学校受験は家族で一丸となって挑むものなのです。
こんな貴重な時間をぜひご家族全員ですごし、力を合わせて頑張っていただきたいと思います。

 

2018年06月02日